矯正歯科治療の医師選び Big Image

現在行われている矯正歯科治療においては、前歯から数えて4~5番目にあたる小臼歯を4本抜いてから行われることがほとんどです。ですが、歯並びを治すためとはいえ、せっかくの健康な歯を4本も抜かなくてはならないというのは、なかなか抵抗感を感じやすい方法です。一度抜けてしまった永久歯は二度と生えてくることはなく、治療後に何らかのトラブルが起きたとしても全く元通りにすることは不可能です。
そこで、現在先進的な歯列矯正治療を取り入れる歯科医師たちによって行われているのが「抜歯をしない歯列矯正」という方法です。抜歯をせずに歯列矯正をするという方法は、歯科大学などベーシックな方法として教えられる技術ではありません。あくまで自主的に新しい方法を使おうと思う医師の方針によって実現しているものです。
抜歯をしない歯列矯正が注目されるようになったのは、抜歯をして歯列矯正をした人が、治療後数年したら再び歯列が乱れるようになってきたり、顎関節症などの他の症状が出やすくなってしまったということが影響しています。しかしながら、抜歯をしない歯列矯正方法をしてくれる歯科医師だからといって、抜歯をする歯列矯正よりも優れた方法を必ずとってくれるとは限らないので注意が必要です。
歯を抜かない歯列矯正においても、医師の技術不足により、のちに重い症状の原因になってしまうことになります。治療方法だけで判断をするのではなく、その担当医の技術力なども事前に確認が必要です。